もう悩まない!アサーショントレーニングで人間関係の悩みを解決!

人間の悩みのほとんどは、人間関係の悩みなんだそうです。

人間関係が豊かであると、毎日が楽しく過ごせるようになります。

成功しても、人と分かり合い、それを一緒に喜べなければ、虚しく感じるかもしれません。

人間関係を悩みを解決するための方法について、お伝えします。

目次

人間関係をより良くするための鍵は、会話の仕方にある

会話には、3つの種類がある

人との対話をした時の反応の種類は3種類あると言われています。

例えば、深夜0時、もう寝ようと思っていたところ、友人から電話がありました。

「失恋しちゃって、話聞いてほしいの…」

こんな時、あなたはどう答えますか?

考えてみよう
1.「話聞くよ」
2.「今何時だと思ってるの。もう寝るから、またね」
3.「もう眠る時間だから、話は明日聞くね」
どれに当てはまりましたか?
1番を選んだあなたは、本当は眠たいのに本音を言えずに我慢して、相手の調子に合わせてしまっています。
2番を選んだあなたは、自分の主張はハッキリと伝えることができましたが、相手の気分を害してしまっています。
3番を選んだあなたは、自分の主張も伝えることができ、尚且つ相手の気持ちも汲み取っています。
良い人間関係を築きたかったら、3番の回答のように、相手の気持ちを尊重しつつ自分の気持ちにも我慢しない表現が必要です。

非主張的な表現

1番の表現方法は、非主張的な表現と言われています。

非主張的な表現ってどういう表現なんでしょうか。

簡単にいうと、自分の気持ちや意見を言えない表現のことです。

皆さんは自分の気持ちに正直になって、素直にその気持ちを言えてますか?

相手の気分を害するのを恐れるあまり、自分の気持ちに蓋をして相手の意見を通したりしていませんか?

一見すると、相手を尊重しているように見えますが、結局のところ自分の感情を押し殺してしまっています。

そんな時のあなたは、自信もないし、卑屈な気持ちになっています。

自分の意見や気持ちを伝えないので、周囲からは消極的に映っています。

また、非主張的な表現をした後のあなたは

どうせ言っても、わかってもらえないに決まっている
こんな風に投げやりになったり、あきらめの気持ちが残って、惨めになったりします。
また、自分の感情を押し殺したあまり、相手に対して恨みがましく思ったりしてます。

攻撃的な表現

2番の表現方法は、攻撃的な表現と言われています。

攻撃的な表現って、どういうことなんでしょうか。

攻撃的というと相手に恫喝や詰問するような印象になりますが、そうではありません。

自分の意見や気持ちをハッキリと伝えているのですが、相手の気持ちを無視して自分の意見を押し付けてしまう表現のことです。

本人は自分の気持ちを素直に口にしているだけなのですが、受け取る相手にとっては気分を害することになったりします。

自分の意見を強引に通し、相手を踏みにじっていることもあります。

要は、相手の気持ちを全く考えていない、相手の気持ちを無視した表現なんです。

相手の方は傷付き、あなたのことを敬遠したり、話しかけてこなくなるでしょう。

あなたからすると自分の意見をハッキリ言っただけなのに、あなたは孤立することになります。

アサーティブな表現

アサーティブをいう言葉を初めて聞いたという方は多いかもしれません。

アサーティブとは、自分も相手も大切にした自己表現のことです。

自分の意見や気持ちを正直に表現しつつ、相手の気持ちも尊重する表現になります。

この表現方法なら、自分の気持ちを押し殺すこともありませんし、相手を踏みにじることもありません。

お互いを大事にする対話により、お互いが気持ちよくコミュニケーションがとれますね。

この自他尊重の自己表現コミュニケーションはアサーションと呼ばれています。

お互いが思いやりを持ってお互いの素直な気持ちを伝えあい、共感したり、労ったり、愛でたりすれば、良い人間関係を構築できそうですよね。

アサーショントレーニングで人間関係は円満になる

以上のように、表現方法を変えるだけで、自分も相手も尊重し、誰も傷付かないコミュニケーションができるんですね。

今まで何も考えずに対話をしていた方は、今後は意識的に表現方法を変えてみましょう。

きっと今まで悩んでいた人間関係の悩みの解決に、役立つはずです。

頭では理解できたけど、いざ実践となると中々できないと思いますので日頃からトレーニングをしましょう。

会話術も筋トレと同じで、日々の積み重ねで徐々に筋肉が付いていくように、会話も日々の積み重ねで磨かれます。

ワーク

1.友人から「次の日曜日に映画を見に行こう」と誘われました。あなたの次の日曜日のスケジュールはヨガの予定が入っていました。あなたはどのように自分の意見を言いますか。

 

2.仕事をしている最中、同僚が「この仕事手伝って欲しい」と言ってきました。あなたは実は手一杯で他の仕事を手伝う余裕はありません。あなたはどのように自分の意見を言いますか。

 

3.友人と外食に行きました。メニューには自分の食べたい料理がありましたが、友人が「こっちのセットをシェアして食べよう」と言ってきました。あなたはどのように自分の意見を言いますか。

このように色々な場面を想定して、トレーニングをすれば、いざ実践でも自他尊重のコミュニケーションがとれるようになりますね。

また、相手が変わると表現方法が変わることがあります。

例えば、友人であれば攻撃的、上司になると非主張的な表現になるといった感じです。

そのようなことも想定して、色々な対人関係や場面を想定してトレーニングすると良いでしょう。

自分の気持ちも相手の気持ちも尊重して、分かち合うことができると、心が満たされます。

表現方法に気を付ければ、人間関係はより良くなっていくでしょう。

人間関係の悩みは、自分が変われば解決できる!

明日は今日より輝けますように。

オススメのアサーショントレーニングの本

 

おすすめの記事