人は誰だって理解されたい。
自分のことをわかって欲しい。
そう考えるのは普通です。
目次
ジョハリの窓とコミュニケーション
ジョハリの窓とは
ジョハリの窓って、聞いたことがありますか?
自分と他人からみた自己領域を表すものです。
ジョハリの窓は自己理解を深めるツールとしてよく知られています。
ジョハリの窓(Johari Window)
開放の窓(自分も他人も知ってる)open self | 盲点の窓(自分は知らないけど他人は知ってる)blind self |
秘密の窓(自分は知ってるけど他人は知らない)hidden self | 未知の窓(自分も他人も知らない)unknown self |
ジョハリの窓のことを理解していれば
他人は自分と同じように理解することができないことが
わかりますね
自分と他人とは認識のずれがあることが、ジョハリの窓で気付くことができます。
主観的な評価と客観的な評価のずれ、このずれを知ることは非常に大事です。
他人からどう思われているかを気にする、ということではありません。
自分の知らない隠れた資質や未知な資質を知ることができるということです。
もちろん、他人が知ってる自分が全然違う性質のものだった場合、秘密の窓が大きいのかもしれません。
心を閉ざしていると他人は勝手に悪い印象を持つことがあるのです。
こんな風に、いろんな視点で自己分析をしてみると自分の在り方、他人からの見られ方もわかってきますね。
自分は自分のことを一番理解しているつもりでも、実はそうじゃないんですね。
盲目の窓で自分の知らなかった特性や能力に気付いたり、また盲目の窓が広いと知らず知らずのうちに他人に不快感を与えていることも…。
秘密の窓は他人に自己開示しているか、心を開いているかどうかもわかります。
盲目の窓や秘密の窓が多いとストレスを感じやすくなると言われています。
また、開放の窓の項目が少ない場合、他人とのコミュニケーションが足りていないのかもしれません。
一般的に開放の窓は広いほうが良好なコミュニケーションが取れているとされています。
開放の窓を広げられるような対人関係が理想的ですね。
ジョハリの窓のアプリ「ポテクト」
SNSで拡散すれば無料で利用できるアプリ
ポテクトでジョハリの窓診断が可能です。
4人以上集めて、診断してみましょう。
自分の知らない自分を知って、自分の弱みや自分の可能性を知る手がかりになりますね。
また、自己認識と客観的認識のずれは大抵はあまり良くないずれのことが多いので、誤解を生まないように積極的にコミュニケーションを取りましょう。
自分のコミュニケーションは足りているのか
このジョハリの窓診断結果を見て、自分の知らない自分や、未知なる自分に気付けたのではないでしょうか?
自己理解を深めることは大事です。
自己理解をした上で理想の自分にアップデートしていきましょう。
自分を高めると同時に大事なのはコミュニケーションです。
今回のジョハリの窓診断で分かったと思いますが、自分のコミュニケーションは足りているのでしょうか?
開放の窓が小さい人はコミュニケーション不足です。
内気なのが自分なんだ、という人もいるでしょう。
でも、コミュニケーションが不足すれば、あなたの認識とのずれはとても大きいものになります。
内気な故に知らないところであなたの評判が落ちていたり誤解されている可能性はあります。
適切な関係性には適切な最低限度のコミュニケーションが必要なんですね。
その人、その人、自分にとっての関わり合いの深さにもよりますが、関係性の深い相手にはコミュニケーションも深くしましょう。
関係性の深度とコミュニケーションの深度は比例します。
まず、コミュニケーションが足りていないと気付いたならば、人との接し方を変えてみましょう。
相互理解がなければ人間関係は良好にはなりません。
まず自分から態度を変えて、話しかける。
急に性格は変えれないので、小さなところから始めてみしょう。
毎日、最初に会った人3人に声掛けをしましょう。
声掛けも、名前呼び+挨拶+プラスアルファの一言を添えたりしてみると効果的です。
人間関係を築くために必要なことは、日々の積み重ねです。
日々、あなたは周りに対していろんな印象を発信しているのです。
態度、表情、言葉、声、身だしなみ、等で印象やエフェクトが発信されます。
態度がころころ変わる人って信用できませんよね。
日々自分を高める、日々周りの人に謙虚に優しく接する、小さな心がけで客観的認識もどんどん良くなってくるでしょう。
自己を高める=客観的認識も向上=開放の窓が大きくなる!=相互コミュニケーションで毎日が楽しくなる!
こんな風になっていきたいですね。
もう誰も私のことをわかってくれない、なんて卑屈に考えなくなりますね!
今日は昨日より輝けますように。