【DESC法】誰も傷つけないで自分の意見も言えるコミュニケーション
そんなつもりじゃなかったのに…
言った後に、相手の反応が悪かった時、こんな後悔はしていませんか?
相手に伝えたかった内容がちゃんと伝わらなかった挙句、傷つけてしまった…。
伝え方って、本当難しいー
伝え方が難しいと感じているあなたに、相手が傷付かない伝え方をお伝えしますね。
その伝え方は、DESC法と呼ばれています。
目次
DESC法を使えば誰も傷付かない
DESC法って、何? 聞いたことがないわ
聞いたことがない方も多いかもしれません。
アサーションって、覚えていますか?
自他尊重のコミュニケーションのことです。
相手を尊重しつつ自分の意見もきちんと伝えるコミュニケーションスキルですね。
詳しくは、こちらの記事に書いています。
アサーティブな会話でお互いを尊重することができますが、議論や話し合いの場では不適格だったりします。
そんな議論の場面では、DESC法を使ってみましょう。
表現に困った時に使えるテクニックです。
DESC法(デスク法)とは
D(describe)描写する
E(express,explain,empathize)表現する、説明する、共感する
S(specify)特定の提案をする
C(choose)選択する頭文字を取ってDESC法と呼ばれています。
ちょっと良くわからないわ
簡単に言うと
D 自分が対応しようとする状況や相手の行動を描写する
E 状況や相手の行動に対する自分の主観的な気持ちを説明したり相手に共感したりする
S 相手に望む行動、妥協案、解決案などを提案する
C 提案に対する肯定的、否定的な結果を想像し、それに対してどう行動するか選択肢を示す
余計にわからないわ
D(描写する)
「予約時間より遅れたね」
E(表現する、説明する、共感する)
「予約時間に来ないし連絡取れないから、事故にあってないかって、すごく心配したんだよ」
S(特定の提案をする)
「もう少し早く家を出れば予約時間に間に合うよね」
C(選択する)
「何かあった時でも連絡できるように、スマホはちゃんと充電しとこうよ」
いかがでしょうか。
相手を傷つけないで、自分の意見も言うことができていますね。
間違っても、こんな自己表現はやめてくださいね。
予約してるのに、15分も遅刻してくるなんて信じられない!
誕生日にスマホ充電切れ?
意味わかんない!
お店の人にも「お連れの方は来るんですか?」って聞かれたのよ!
恥かかせないでよ!
もう、最悪!
アサーションはいわばDESC法が習慣化されたものと言われています。
アサーティブな会話スキルを身に着ければ、DESC法も難しくないですね。
伝え方次第で人間関係は良くなる
自分の気持ちをどう伝えるか、それは自己表現を磨くことです。
まず、自分の感情を受け止める。
そして、それをどう自己表現するのか。
その自己表現こそが伝え方になるんですね。
自分の気持ちを我慢して押し殺したりせず、相手の気持ちも尊重できるアサーティブな伝え方ができる女性は美しいです。
自己表現が非主張的な女性は卑屈で暗い感じがします。
また、自己表現が攻撃的な女性はヒステリーで関わりたくないですね。
どう気持ちを伝えるか、それだけで人間関係はグッと良くなります。
明日は今日より輝けますように。