夢を抱いたり、目標を持っても、達成できない人は多いです。
なぜ達成できないのか？
口は達者なのに、行動できない。
口を開けば言い訳ばかりの人って周りにいませんか？
目次
マズローの欲求５段階説で自己実現を達成しよう
マズローの欲求５段階説とは
このようなピラミッドを見たことはありませんか？
これが有名なマズローの欲求５段階説のピラミッドです。
ウィキペディアでは以下のような解釈になっています。
自己実現理論（じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs）とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
自己実現論、（マズローの）欲求段階説、欲求5段階説、など、別の異なる呼称がある。
ピラミッド状の階層を成し（なお、マズローの著書にはピラミッド階層についての言及はされていない）、マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求（上）から並べる。
自己実現の欲求 (Self-actualization)
承認（尊重）の欲求 (Esteem)
社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
安全の欲求 (Safety needs)
生理的欲求 (Physiological needs)
生理的欲求とは
生きる上で絶対に必要なこと、それは「食べる」ことです。
食べないと生きていくことができません。
人間はまず食べて生命を維持していく必要があります。
毎日当たり前のように食事をしますが、食べることは生きていく上で一番の基礎になるんですね。
食べること以外に生命維持のために必要な生理的欲求は、睡眠や呼吸をする事等も含まれます。
生命が維持することができて初めて次の高次な欲求（安全の欲求）を欲するようになります。
安全の欲求とは
生命維持が可能となったら、安全な安心できる環境で過ごしたくなります。
サバンナの中で猛獣に襲われるような環境で生活したくないですよね。
身体が脅かされるような環境ではない、安心できる環境を欲するようになります。
安全が確保できる環境に落ち着いた時に、「所属と愛の欲求」のステージに登ります。
所属と愛の欲求とは
生命維持、安全な環境を得て、人は集団に属して他者とのふれあいや他者と愛しあいたくなります。
人間関係の悩みを抱えている人って、誰とも話をしたくないって思う人もいるかもしれません。
もし、無人島で自分しかいない世界で生きていくことになったら、人間関係の悩みは無くなるでしょう。
その代わりに孤独に打ちのめされてしまいます。
人は心のふれあいや感情の交流によって、心が満たされていきます。
愛する人から愛されて大事にされた時の心の充実感は、言葉では言い表せないでしょう。
このように、他者との交流は高次の自己実現に昇りつめる為には必須になります。
人間関係が苦手な人は、まず自己分析が大事です。
嫌いな人の嫌いな部分って実は自分自身が執着している部分だったりします。
さぼっている人が嫌いな人は、誰よりさぼるのが嫌いで、仕事のレベルも高かったりします。
こんな風に自分の心が執着している部分を他者がしていないと、嫌悪感が出たりします。
嫌いな人って自分の心が真逆に投影されているんですね。
嫌いな人が出現した時は自分の心の拘りが発動していると感じましょう。
そうすればイチイチ嫌な感情に振り回されなくなりますよ。
自分の心の拘りを解くことで、嫌いな感情を昇華することもできるようになります。
相手は自分を映す鏡です。
自分が嫌っていたら相手からも嫌われます。
返報性の法則ですね。
返報性の法則はこちらに詳しく書いています。
あなたが優しく接すれば、相手から優しくされます。
まずは人間関係を充実させて「所属と愛の欲求」のステージの欲求を満たして次のステージに行きましょう。
承認欲求とは
集団に属していると、自分の実力や能力を評価して欲しい。
努力している自分の事をちゃんと見て認めて欲しい。
そう思いますよね。
実は私も職場で自分の頑張りを評価してくれないと、転職を繰り返した時期がありました。
どんなに努力して頑張っても認めてもらえないと、心が折れてしまうんです。
私はこの「承認欲求」のステージから脱落して、転職と共にまた一番下の「生理的欲求」から出直しを何度もしてました。
いつまでたっても「自己実現」のステージに到達できなかったのです。
そんな右往左往な人生を歩んできたんですけど、ある時気付いたんですね。
自分の価値って他人が決めるものなのか？
他人の尺度で自分の価値を計れるのか？
そう思い始めて、他人からの「承認」なんてどうでもよくなりました。
一人で過ごす時間も他人の目を気にすることがなくなって、一人で海外旅行にも行けるようになりました。
他人の「承認」なんてないようなものです。
他人の価値観を自分に当てはめて他人に認められるのって、全て他人任せですね。
自分が自分を価値あるものに高めて自分で承認すれば、他人の評価なんて関係ないのです。
自分で誇れるくらいの自分になれるように日々アップデートしましょう。
そうして「自己実現」のステージに登れるのです。
自己実現の欲求とは
自分しかできない自分らしい生き方を実現するステージになります。
あなたしかできないあなただけが果たすべき役割があるのです。
あなたは本当にやりたいことをしていますか？
あなたは望んでいる人生を歩めていますか？
何かを我慢せずに自分が自分らしく生きることはできます。
「自己実現」のステージに来れば、それを実現することは誰でも可能です。
夢は叶えることができます。
そう信じて、行動しましょう。
口だけではなく行動することで「自己実現」するでしょう。
まとめ
あなたが夢を持っているならば、実現することは可能です。
あなたが今いるステージはどこでしょうか？
ステージを一段づつ上がると同時に、自分も同じように高めましょう。
ステージと共に人格を磨いていくことが大事です。
最終的には、自分らしい生き方ができるようになります。
人生には一発逆転はありません。
ステージを一段ずつ上るように人格も一段ずつ磨かれます。
つまり日常不断の努力で人格は磨かれるのです。
日頃からマインドセットして、コミュ術で人から愛される人になりましょう。
夢を実現できる人は応援してくれる人も多いのです。
人は一人では生きていけません。
どうせなら沢山の人から愛されたいですね。
明日は今日より輝けますように。
