アンガーマネジメントで怒りはコントロールすることができる!

アンガーマネジメントで怒りはコントロールすることができる!

日常の中には、イライラする事柄がたくさんあります。

仕事、家族、友達…。

つい、イラっとして、キツイ口調で注意してしまって、後悔したりしていませんか。

今日は、そんなイライラする気持ちをコントロールする方法を、お伝えします。

目次

怒りはなぜ起こる?

怒りスイッチはどこ?まずは自分の怒りを分析しよう

どうして、イライラしてしまうんでしょう?

どういう時や場面で、怒りを感じますか?

まず、自分が何に対して怒ることが多いのか、直近1週間の出来事を振り返って書き出してみましょう

怒った場面

1.子供が、何度注意しても同じ失敗を繰り返したとき。
2.同僚に仕事を教えても、自己判断で勝手に仕事のやり方を変えて重大ミスを起こしたとき。
3.赤信号で停車していた時、信号無視してきた車が接触したとき。
4.ゴミ出しルールを破っている人を見つけたとき。
5.道でぶつかってきた相手が、謝らなかったとき。
6.部下に注意指導した時に、不貞腐れた生意気な態度をとられたとき。

7.親が自分の生活習慣や仕事について、口出してきたとき。

自分がどういう場面で、怒ってしまうのか、まずは分析してみましょう

Q
【怒りの場面】1.子供が、何度注意しても同じ失敗を繰り返したとき2.同僚に仕事を教えても、自己判断で勝手に仕事のやり方を変えて重大ミスを起こしたとき4.ゴミ出しルールを破っている人を見つけたとき5.道でぶつかってきた相手が、謝らなかったとき6.部下に注意指導した時に、不貞腐れた生意気な態度をとられたとき
A

【心の声】

何度同じことを言わせるの。何回言ったらわかるの。その態度は何?なんて無責任なの?

【分析結果】

自分の思い通りにならない他者に対して怒っている

こんな風に分析してみると、自分の怒りの沸点がなんなのか、明確化してきますね。
怒る場面は違っていても、根底にある怒りポイントは同じことが多いです。
【怒りの場面】
3.赤信号で停車していた時、信号無視してきた車が接触したとき
4.ゴミ出しルールを破っている人を見つけたとき
【心の声】

皆が守っている社会のルールを破るなんて信じられない!

【分析結果】

自分は真面目にルールを遵守しているのに、身勝手で無責任な人が許せない

分析を行うことにより、怒りの癖や怒りのポイント、傾向が見えてくるようになるんです。

怒りをコントロールするには、自分の怒りスイッチを把握することから始まります。
つまり、このような怒りスイッチ場面になると怒ってしまう、ということを認識したら、同じ場面になった時に冷静に自分を制御できるようになります。
瞬間的にキレてしまう人は、この自分の怒りスイッチを衝動的に押さないように日々、特訓をしましょう。

6秒ルールは常に頭の中に入れておく

6秒ルールって何ですか

怒りが生じたとき、感情のピークは6秒と言われています。

6秒経てば理性が介入して冷静になれるんです。

どんなに、怒りスイッチや怒りの場面を想定していたとしても、想定外の状況でカッとしたとき、どうすればよいでしょう?
そんな時は、6秒ルールを思い出してください。
6秒をやり過ごす。
簡単そうですが、なかなか一朝一夕にはできないものです。
カッと怒った瞬間、反撃をしてしまうと、売り言葉に買い言葉で戦闘モードになってしまいます。
戦闘モードの後に冷静になった時、自分の行動や言葉に後悔することになるでしょう。
そういうことにならないためにも、この6秒ルールは頭に叩き込んでおく必要があります。
6秒間、反撃をしない。反論をしない。
怒っている時は心拍数が上昇し、呼吸が速くなっています。
深呼吸のように、まずは呼吸を整えてリラックスすることに集中しましょう。
怒りを感じたら6秒間、おなかの呼吸に集中してみましょう

怒りの感情は素直な気持ち

怒ることが悪いわけではありません。

理不尽な扱いを受けて怒ったりすることは当然のことであり、むしろ自分の感情に素直です。

但し、怒りの原因である他者に、怒りを向けた時、人間関係はギグシャクしてしまいます。

それは、例え自分が悪くなかったとしても、怒っている人には誰も近づきたくありません

怒っている人は、怖い人と印象付けをされてしまい、結果的に自分は損をしています

つまり、怒っても、その感情を表に出さないことが大事なんですね。

怒りのレベルを把握する

怒りも、イラっとする軽度の怒りから、憤慨する強い怒りまで様々です。

怒りにはレベルがあるのです。

まずはイラっとする軽度の怒りから、怒りを自制できるようにしましょう。

いきなり、憤慨レベルの怒りを6秒ルールで制圧するのはなかなか高度です。

まとめ

怒りをコントールするのも、日々の特訓が必要です。

怒りっぽい人が急に温厚にはならないです。

まずは、怒りはコントロールすることができる!ということを理解しましょう。

お伝えしたかったこと

1.過去1週間の怒りの場面を書き出してみよう。
2.怒った原因はなんだったのか分析しよう。
3.自分の怒りスイッチ、怒りの傾向をしっかり把握しよう。
4.6秒ルールを習得しよう。
5.怒りの感情は表に出さないようにしよう。
6.怒りレベルの軽度レベルから自制できるようにしよう。

感情は自分のものです。
今は怒りのコントロール(アンガーマネジメント)が難しくても、日々意識をして自制することを心掛ければ、少しづつ改善していくでしょう。
怒っている人は損をしている、って気づけたなら、もうあなたは変われます。
明日は今日よりも輝けますように。

 

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